犯罪・刑事事件の解決事例
#建物明け渡し・立ち退き

大手デベロッパの提起した訴訟で立ち退き料を約4500万円も増額

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小林 嵩 弁護士が解決
所属事務所はれやか法律事務所
所在地東京都 品川区

この事例の依頼主

70代 男性

相談前の状況

・都心の一等地において約40年以上に渡り遊興施設を営業していました。しかし、都心再開発を理由として大手不動産デベロッパーから店舗の取壊しをするため立ち退くよう求められました。・馴染みのお客様もいる中、突然の立ち退き請求に驚き、今後営業が継続できなくなってしまうと困り果てました。立ち退き料として大手不動産デベロッパーから提示があったのは600万円程度であり、到底この金額では立ち退くことができないと感じました。

解決への流れ

・弁護士が交渉段階から受任し、その後訴訟に移行しましたが、和解成立までの約2年余りに渡って通常どおり、営業を継続することができました。・最終的には立ち退き料を貰うことで立ち退くことにしました。弁護士が立ち退き料の増額交渉や鑑定等を行ったところ、最終的には約5000万円の立ち退き料を獲得することができました。

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小林 嵩 弁護士からのコメント

・私たちは、不動産/建築問題に関するトラブルの解決に自信のある事務所です。借地借家紛争、売買トラブル、建築瑕疵、相隣関係、再開発・立退き、共有物分割など、不動産/建築に関するトラブルを全般的に取り扱っております。・特に、再開発などに伴いオーナーから立退きを求められたテナント様の代理人となった事例は数多く、【立ち退き請求自体を取りやめさせた事例】、【高額の立ち退き料を勝ち取った事例】などに実績があります。・これまで立ち退きの問題に関連してたくさんのご相談をいただいてきました。よくあるご相談内容は、長年賃借してきた建物の所有者が交代し、新しい所有者から建物の老朽化を原因に立ち退きを求められるというものです。本件もこのようなご相談を端緒とする典型的な事例でした。・オーナーの側は、老朽化に伴う危険性等を理由に、あたかも立ち退かないでいるテナント様が悪いかのように主張してきます。しかし、立ち退きの本当の理由は再開発や建替え等であり、築年数が長くなり老朽化しているとはいえ建物自体は問題なく使えることが多いです。このような場合、新しい所有者の言いなりになるのではなく、きちんと立ち退き料を請求することができます。・本件では、立ち退き問題に精通した弁護士が対応し、大手不動産業者を相手に裁判をしっかりと戦い抜きました。最終的に約4500万円以上の立ち退き料を増額することができた上に、弁護士が粘り強く対応したため、お客さまは約2年余りに渡って、通常どおりの営業を継続することができました。・突然の立ち退き請求/立ち退き料の問題に関するご相談は、立ち退き問題に強い私たちの事務所にお問い合わせください。