この事例の依頼主
男性
相談前の状況
市道上で信号待ちのため停車中の依頼者運転の軽自動車に、相手方運転の普通自動車が時速40㎞/時で追突し、依頼者が頚椎椎間板ヘルニア等の傷害を負った事案。依頼者は、事故後、自賠責保険会社に被害者請求し、後遺障害14級に認定されましたが、相手方の任意保険会社からの損害賠償提示額に納得がいかず、交渉が長期化していたところで来所されました。
解決への流れ
相手方保険会社は、既払額を除き60万円を提示していましたが、当職が示談交渉を受任し、裁判基準で交渉したところ、4か月程度で保険会社提示額の約4倍の金額で示談することができました。
依頼者は公務員であり、現実には収入の低下はありませんでしたが、過去の裁判例等を検討し、職場の特別の配慮があって勤務を継続していることの主張立証に努めたことにより、後遺症逸失利益の増額を認めさせることができました。また、症状固定後の通院も主張立証し、裁判基準満額の慰謝料で示談できました。