犯罪・刑事事件の解決事例
#労災認定

【約280万円増額】【挟まれ事故】【建設現場】【足首骨折】【後遺障害12級】

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五十嵐 亮 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人一新総合法律事務所 長岡事務所
所在地新潟県 長岡市

この事例の依頼主

50代 男性

相談前の状況

被害者は、土木作業員として建設現場で作業中、右足を鉄板に挟まれたことにより、右足関節外果骨折、右踵骨骨折、右リフスラン関節脱臼骨折の怪我を負いました。事故後すぐに労災認定され、治療費と休業補償費を受給していました。約1月入院し、退院後も右足のしびれ痛みが残存したため、後遺障害12級12号に認定されました。会社は、労災からの給付のみしか対応せず、慰謝料や逸失利益等の賠償に応じなかったため、弁護士相談に至りました。

解決への流れ

相談時には、既に後遺障害12級12号に認定されていたため、未払い分の全ての損害額(入通院慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益など)を計算し、勤務先の会社と元請会社に損害賠償請求書を出しました。損害総額は、約800円でしたが、その額から既に労災保険や会社がかけていた損害保険からの保険金を控除した約280万円の支払いを受ける内容で、示談が成立しました。

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五十嵐 亮 弁護士からのコメント

本件は、後遺障害12級12号が認定されていたにもかかわらず、会社が労災保険以外の損害賠償の支払いを拒んでいたケースです。弁護士に依頼していなければ、そのまま支払われなかった可能性が高いでしょう。ただ、弁護士が介入してからは、スムーズに交渉が進みましたので、示談で解決することができました。労災事故により受けた損害額の計算は、複雑ですので是非弁護士にご相談ください。