ご依頼者さまは、前方の自動車が左折するのを待つために停車していたところ、前方不注意の後続車にノーブレーキで追突される事故の被害に遭いました。首や背中に痛みを感じており、仕事を休まざるを得ない状況でした。加害者側の保険会社との交渉だけでなく、通院方法なども相談したいと考えたご依頼者さまは、事故から数日後に弁護士法人プロテクトスタンス名古屋事務所へ連絡されました。

ご依頼者さまは、整形外科と整骨院で治療や施術を受けており、本件を担当した弁護士が、定期的に状況を確認しながら通院方法などをアドバイスしました。数か月にわたる治療と施術の結果、症状が大幅に改善したため、弁護士が損害賠償金の算出や、加害者側の保険会社との示談交渉などを進めました。示談交渉では、保険会社から慰謝料や休業損害の金額が提示されましたが、いずれもご依頼者さまが納得できる金額ではありませんでした。特に休業損害については、症状に対して休業日数が長すぎるという理由で、弁護士が算出した金額よりも大幅に低額でした。弁護士がケガの症状により業務に支障が生じた点などを丁寧に説明した結果、休業損害や慰謝料の総額が当初の提示額から55万円ほど増額。158万円の損害賠償金を受け取ることができる内容で合意しました。