この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
相談者さまの父親が亡くなり、相談者さまの妹と遺産分割協議を行うこととなったが、被相続人が有する多数の不動産の評価額に大きな争いがあった。
解決への流れ
相談者さまの妹は、固定資産評価額を前提に遺産分割協議をするべきであると主張していたため、固定資産評価額は実勢価格の7割程度を目安に定められていることを主張した。また、相談者さまとも連携し不動産会社に不動産の査定を依頼したうえで交渉を進めた。結果としては、こちらが取得した査定額に近い額にて合意することができた。
遺産に不動産が含まれている場合、その評価額が争点となることは多々あります。また、査定を不動産会社に依頼する場合、不動産会社によっても査定額に大きな差が出ることがあるため、なぜこちらの査定額が適正であるかという点を含めて主張することが必要です。