この事例の依頼主
女性
相談前の状況
相談者様はまだまだお元気なお歳ではありましたが、子供らのうちに次女に特に相続させたいものがありました。次女は相談者様の日ごろのサポートも行っていますが、やや障害もあってなかなか今後の生活に不安があるということでしたので、どのようにして大切な財産を大切な次女に遺すのか検討していきたいということで、まずご相談に乗ることからはじめました。
解決への流れ
相談に乗らせて頂き、どのようなプランニングにするかも含めて何度も打ち合わせ致しました。そして、最終的には公正証書遺言により遺言を残すことにして、円満に手続きが終わりました。
遺言にも幾つか種類がありメリットデメリットもあります。例えばですが、自筆証書遺言は、遺言書が発見されない危険や、遺言が無効となってしまう危険を十分に払拭できないですし、秘密証書遺言では遺言無効の危険は払拭されません。他方、公正証書遺言は自筆証書遺言や秘密証書遺言に比べ、事後に遺言能力が争われる危険も低いです。他にも信託など相続財産の設計プランニングができますので、御覧になって頂いている方で、自分の父や母のことで今のうちから考えておいた方がよいと思うかたは遠慮なくご相談ください。